
今回の発見で、九州説の信憑性が高くなる可能性があります。今までどこにあるかが分からなかったもの(それもまたロマンなのですが)が、具体的な像を伴って私たちの前に現れるかもしれない、というのは、非常に大きなロマンです。
現実的な話では、教科書の記述が変わる可能性もあります。例えば、今の教科書では鎌倉幕府の成立年は1185年なのです(いいくに作ろう鎌倉幕府、だったのに…)。今回の発見が実際にどういう意味を持つのかは今後の調査次第ではありますが、私たちの知識もアップデートしていくことが必要になりますし、その姿勢を持ち続けておきたいものです。