2021年4月9日金曜日

 4月になりました。あせすBlogも今回リニューアルし、今回からあせすスタッフ全員で更新していきます。改めて宜しくお願いいたします。


この春には、中学校で教科書の改訂が行われました。従来のものと比較すると、分量が大幅に増加した、というのが全体的な傾向です。中には、今までは高校で扱っていた内容を中学内容に移行する、という非常に大きな変更を受けた科目もあります。


どうしてもそのような話を耳にすると身構えてしまうものですが、先日保護者面談の際に「(新しい内容を従来のものと)比較する、というのは両方を知っているから比較するわけで、新しい内容しか知らなければ、その学習が当たり前だから、実は難しさは感じないんですよね」という言葉がありました。 ハッとしました。子どもたちが習う内容は、いつでも新鮮なものです。そこに以前は云々、という比較を持ち込むのではなく、「今」を目線の中心に置くことが大切だと改めて感じました。

その後家に帰ると、子どもが持ち帰ってきた学校の週報がありました。読んでみると、「何かわくわくする」という言葉を担任の先生が耳にしたことが取り上げられていました。そこに暖かな期待が漂うのを感じ、なんと素敵な言葉かと思いました。今これから習うことは、全て「わくわくすること」なのですね。私たちも、改めて子どもたちと「わくわくする」感覚を楽しんでいきたいと思います。
                                         秋田 秀策