2021年5月21日金曜日

まずはやってみる

 

現在空き家になっている祖父の家。昔から親族がよく集まる家でした。

昔ながらの平屋の一軒家。周りは山や田んぼに囲まれ、近くにコンビニもなく、夜には毎日のようにかえるの合唱が聞こえてきます。どこにいても時間の経過に差などないはずですが、それでも田舎ならではのゆっくりと時間が過ぎる感覚を感じられます。便利なものなど何もないですが、だからこそ、非日常を少しだけ味わうことのできる、私のお気に入りの場所です。

家の中もそうですが、敷地内にある小さな庭も私の好きな場所です。私が小さい頃は、常に手入れの行きとどいたきれいな庭だったという記憶しかありませんが、現在は雑草だらけになってしまいました。植物が持つ底知れない生命力に圧倒させられるばかりです。毎日毎日祖父母が手入れをしていたのだと思うと、なんとも感慨深いです。

そんな雑草だらけになってしまっていた庭ですが、このまま何もしないのはやはり良くないという思いがあり、思い切って一区画の雑草を全部引っこ抜いて、新たに食物を育てようと決心しました。

初心者ではありますが、まずは何事もやってみることが大切ですよね。当然ながら右も左もわかりませんので、本やネットで調べ、こうやったらいいのかなと試行錯誤をくり返しながら半信半疑でスタートしました。

5月に植えるものの中で、自分が食べたいなと思うものを3つ植えることにしました。キュウリ君となす君、そしてトマトちゃんです。

いざ植えてはみたものの、本当にちゃんと成長してくれるのかとても心配でしたが、約1週間でこれだけ成長しておりました。今のところ順調に育っているように思います。最近は雨続きで、なかなか草とりができておりませんが、自然の力の偉大さを感じています。8月には人生で初めて自分自身が植えたものを収穫ができるように、大きく立派になれと毎日応援していきたいと思います。