2021年10月19日火曜日

今年の10月は祝日なし!?

子どもの頃は、祝日があるとちょっとだけ得した気分になっていました。大人になってからも、月初めになると「今月はいつ祝日かな」とカレンダーを確認する人もいるのではないでしょうか。ここで少し、国民の祝日に関して触れてみたいと思います。

国民の祝日は、年間16日あります。2016年から811日が「山の日」という祝日になったのも、記憶に新しいですね。祝日の多い国は、タイ(23)、中国(21)、韓国・インド・コロンビアなどが17日で続き、日本もこのグループに入ります。G7の中では日本がダントツに多いことが意外でした。戦後まもなく1948年から「国民の祝日に関する法律(祝日法)」が制定されています。

祝日の中には、日付が固定された日と、固定されていない日があります。例えば、429日の「昭和の日」や、53日の「憲法記念日」などは、日付が決まっています。「成人の日」や「海の日」などは、1月の第2月曜日、7月の第3月曜日といったように、日付が固定されているわけではありません。

また、祝日がない月もあります。みなさんご存知「6月」です。

ドラえもんの漫画の中で、のび太くんが「1年を通じて、最も不愉快な6!日曜日のほかは1日も休めない。こんなつまんない月があるか!」と言っていました。勉強が苦手なのび太くんらしい発言ですよね。

ただ今年はなんと、祝日がない月が2つもあるのです。「6月」と「10月」です。

オリンピックの開催に伴い、本来10月にあるはずの「スポーツの日」が、7月に移動となりました。

ネット上でも、「祝日だと勘違い」「カレンダー」などがツイッターでトレンドになり、「カレンダーでは赤いのに・・・」「地味に辛い」「損した気分だ」などの意見が多数あったようです。

次回は、113日の「文化の日」。この日付は、高校受験を控えている中学3年生にとっては、必須の知識ですね。何の日だか分かりますか?

そうです。「日本国憲法が公布された日」です。

1946113日 公布 ⇒文化の日

194753日 施行  ⇒憲法記念日

祝日を調べることでいい勉強ができました。今後、16日しかない祝日を大切に過ごしていきたいと思います。