2022年10月28日金曜日

今年最大の天体ショー

理科担当の中尾です。

小学生高学年の時にも学習しますが、中学3年生になると本格的に天体について学習します。そして鹿児島県公立高校、私立高校の入試は必ず出題される重要単元の1つです。

11月は今年最大の天体ショーが開催されます。来たる118日皆既月食があります。月食は太陽・地球・月が一直線上に並んで、太陽の光を地球が遮ってしまうことで月に太陽の光が届かず月が消えてしまう現象です。

118日は満月なのですが189分ごろから部分月食が始まり1959分ごろに食の最大をむかえます。つまり東の空から上がってきた満月が20時前後で真っ暗になってしまうのです。ちなみに月食と同時に天王星食も起きますがこちらは確認できないかもしれません。

 

121日には火星が地球に最接近します。この日に見える火星はマイナス2等星の明るさまで明るくなります。この日はひと味違う火星を楽しんでください。

14日未明には三大流星群の1つ、しぶんぎ座流星群が見頃です。1時間に50個ほどは見えると可能性があるいう事なので見えるかどうかわかりませんが早起きして観察したいと思っています。

観察と言っても天体望遠鏡を持っているわけではありませんのでぼーっと星空を楽しむ3日間にしたいと思っています。入試に出てくる月食だけは子ども達と一緒に観察したいと思います。