今年の冬は、日本付近に寒気が流れ込みにくい状態が続いていたため、暖冬となっています。このため、休眠打破は鈍く花芽の成長スピードは遅めとみられます。2月半ばにかけては、強い寒気が流れ込んで気温は低めとなりますが、その後は気温がかなり高くなり、春の訪れは早いようです。桜が見られる時期としては、3月下旬~4月上旬のイメージがありますが、早咲きで知られる「河津桜」は静岡県でもうすでに見ごろを迎えています。また、北九州地方でもこの「河津桜」が満開になっており、少し早めの春を楽しめるようです。
「桜」に関して、「600百度の法則」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。これは2月1日から毎日の最高気温を足していき、合計して600度になったときに桜が開花するという法則です。とても興味深いですね。2019年、鹿児島の桜開花時期は3月25日と予想されております。ぜひお子さまと一緒に試してみてはいかがでしょうか。