2020年1月30日木曜日

 スタッフから聞いた話です。幼稚園に子どもを迎えに行くと、「今日から新しい先生が来たんだよ」とのこと。「この時期から…?」と一瞬不思議に思いましたが、すぐに「職場体験の時期か!」と気づきました。
 職場体験が、教育課程の一環としていつ始まったかについては、地域によっても異なるようですが、少なくとも私たち親世代が中学生頃にはなかったような気がします。職場体験を通して、社会の仕組みを実際に感じられる良い機会だと思います。
 話は変わりますが、先日県外の新聞に「新聞感想文コンクール」の記事が出ていました。その講評の中に「正解はない 意見交換で成長を」という見出しがありました。今、世界の多様化が進み、以前に比べ「正解」の数が増えています。そこで生徒たちは様々な選択肢から自分で考え、選択していくことになります。
 時代が変わるにつれ、必要とされる力もまた変わります。これからを生きていく生徒たちには、「自分の正解」を探す力、そしてそれを手に入れる力が必要とされるのだと思います。職場体験然り、こういった経験を通して生徒たちがよりよい選択を行えるようになっていってほしいものです。