2021年4月28日水曜日


先日、ゴルフのメジャートーナメント(4大大会)のマスターズで松山英樹プロが日本人初優勝を遂げました。アメリカツアーで6勝(通算14)、日本人でメジャーに最も近いと言われた松山プロが悲願を達成したのは記憶に新しいところです。

 そこで印象的なことがいくつかありました。まず、チームの存在です。キャディ、トレーナー、通訳、コーチといったチームMATSUYAMAの存在です。個人プレーのように見えるゴルフですが、チームで大きな目標へ向けて取り組んできたからこそ、ホールアウト後の抱き合うシーンが感動的でした。そして表情の変化です。もともと感情を表に出さない松山プロですが、今大会は笑みが見られるシーンがありました。フラストレーションが溜まりやすいのがゴルフです。切り替えが上手くできていると解説者の話がありました。喜びの表現も印象的でした。表彰式でグリーンジャケットを着て大きく両手を挙げ、満面の笑みでガッツポーズをする姿はとても嬉しく、私はずっと拍手をしていました。最後に、次の松山を目指す子どもたちに対してのコメントです。「日本人でもできることを証明できた。次の松山英樹を目指して欲しい」という夢あふれる言葉でした。                                                    

日本人選手は大舞台で必要以上に自らにプレッシャーをかけているように思います。そして自身の力を出し切れないことが多くありました。今までチャンスを逃してきたことも経験として松山プロの糧になっているようでした。

 

あせすに通う子どもたちは目標=志望校合格へ向けて日々努力を重ねています。その中で壁にぶつかることも、涙を流すこともあるかも知れません。そんな時は、周りに頼っていいと思います。我々講師はもちろん、お母さん、お父さん、時には兄弟姉妹、おばあちゃん、おじいちゃん。挑戦する気持ちや過程を大切にして、さらに成長して欲しいと思います。

今年も新しい年度が始まりました。1日の中のリズムは工夫次第で改善できます。目標を設定し、達成のための方法手段を考え、力をつけていきましょう。

「チームあせす」は皆さんを応援します。喜びの大きなガッツポーズをしましょう!

                                  佐土原 進