2021年11月6日土曜日

フリー参観日

 11月になりました。子どもが通う小学校や幼稚園からフリー参観のお知らせがやってきます。仕事上、私は中々参観日に参加することができません。午前中に参観時間が設けられることの多いフリー参観は、私にとって学校や幼稚園での様子を直接見ることができる絶好の機会です。さっそく子どもたちの参観可能日を確認。月曜日は三男の幼稚園に行くことにしました。

 実は参観に当たって三男には一点心配がありました。以前行われた運動会で、競技の合間に三男が私たち保護者を見つけたのですが、そこから彼の涙が止まらなくなったことがあったのです。その後のお遊戯で彼が一歩も動くことはありませんでした。今回については、運動会から時間も経っていることだし、大丈夫だろうと妻と話してはいたものの、泣き出していやいやしだしたらどうしようか…と、少し不安を感じながら幼稚園に向かいました。

 今回の保育は紅葉を使ったお面作り。秋らしいテーマです。保育指導案を受け取りいよいよクラスへ。部屋に入ると三男がさっそく私を発見。嬉しいながらも緊張の瞬間です。

 ところが。自分の席に着席した三男は私に笑顔で手を振った後、すぐに先生のお話を聞く姿勢になりました。始まる前の歌や手遊びもばっちりです。私の心配は杞憂に終わりました。その後、お面作り中も先生のお話をよく聞いており、注意がそれることはありませんでした。

 幼稚園の先生が「学校や幼稚園という場所は、子どもたちにとっての社会なんです」と仰っていました。その中で子どもたちは様々なことを学び、様々な姿を身につけていきます。私たちあせすもまた一つの「社会」です。その中で日々変わっていく子どもたちの姿をよく見、その成長を楽しみたい、と感じたフリー参観でした。