私の友人に、日本が大好きなシンガポール人がいます。
その友人は、シンガポールで日本の料理を習っています。
よく私に、
「今日は~を作りました!」
と連絡をくれるのですが、先日こんな文章が送られてきました。
「今日は、ZenzaiOshiruko を作りました!」
「・・・ぜんざいお汁粉?」
まさかの海外では、あの有名な食べ物たちを1つにまとめて、「ぜんざいおしるこ」と呼んでいるようです。だから私はその友人に誇らしげに教えてあげました。
「ぜんざいとおしるこは別のものですよ。」と。
誇らしげに言った私ではありましたが、当然ながら友人からの次の返信は決まっております。
「おしることぜんざいの違いは何ですか?」
「・・・」
恥ずかしながら、私はその違いをすぐに答えることはできませんでした。
その後すぐに調べ、その友人に説明したのは言うまでもありませんが・・・。
私自身、食にあまり興味がないとはいえ、「日本の文化」です。
みなさんは、「おしるこ」と「ぜんざい」の違いを説明できますか?
恥ずかしい思いをした私はさておき、基本的に「おしるこ」は汁あり、「ぜんざい」は汁なし、という分け方がされているそうです。
もっと細かく見ていくと、関東と関西ではその意味合いが違ってくるようですが。
“一般的には、水分の多いこしあんやつぶあんなどで作った「小豆汁」に餅や白玉団子などを入れた料理を「汁粉(しるこ)」と呼びます。「ぜんざい」とは、主に小豆を砂糖で甘く煮て、餅や白玉団子、栗の甘露煮などを入れた料理です。小豆から煮るので、粒があります。基本的に、小豆の粒がないものは、ぜんざいとは言わないようです。”
引用出典:macaroniサイト
ちなみに、ぜんざいを感じで書くと「善哉」。「よきかな」とも読みます。
仏教用語から来たという説がありますが、どこかすごく有難い言葉のように感じますね。
恥ずかしい思いはしましたが、日本人として、日本の文化を知ることの大切さを改めて感じた瞬間でした。まだまだ勉強不足、もっと視野を広げたいと思います。