2021年11月12日金曜日

おしることぜんざい

 私の友人に、日本が大好きなシンガポール人がいます。

その友人は、シンガポールで日本の料理を習っています。

よく私に、

「今日は~を作りました!

と連絡をくれるのですが、先日こんな文章が送られてきました。

「今日は、ZenzaiOshiruko を作りました!

「・・・ぜんざいお汁粉?

まさかの海外では、あの有名な食べ物たちを1つにまとめて、「ぜんざいおしるこ」と呼んでいるようです。だから私はその友人に誇らしげに教えてあげました。

「ぜんざいとおしるこは別のものですよ。」と。

誇らしげに言った私ではありましたが、当然ながら友人からの次の返信は決まっております。

「おしることぜんざいの違いは何ですか?

「・・・」

恥ずかしながら、私はその違いをすぐに答えることはできませんでした。

その後すぐに調べ、その友人に説明したのは言うまでもありませんが・・・。

私自身、食にあまり興味がないとはいえ、「日本の文化」です。

みなさんは、「おしるこ」と「ぜんざい」の違いを説明できますか?

恥ずかしい思いをした私はさておき、基本的に「おしるこ」は汁あり、「ぜんざい」は汁なし、という分け方がされているそうです。

もっと細かく見ていくと、関東と関西ではその意味合いが違ってくるようですが。

 

一般的には、水分の多いこしあんやつぶあんなどで作った「小豆汁」に餅や白玉団子などを入れた料理を「汁粉(しるこ)」と呼びます。「ぜんざい」とは、主に小豆を砂糖で甘く煮て、餅や白玉団子、栗の甘露煮などを入れた料理です。小豆から煮るので、粒があります。基本的に、小豆の粒がないものは、ぜんざいとは言わないようです。

                                                               引用出典:macaroniサイト

ちなみに、ぜんざいを感じで書くと「善哉」。「よきかな」とも読みます。

仏教用語から来たという説がありますが、どこかすごく有難い言葉のように感じますね。

恥ずかしい思いはしましたが、日本人として、日本の文化を知ることの大切さを改めて感じた瞬間でした。まだまだ勉強不足、もっと視野を広げたいと思います。