地球温暖化がすすみ、北極や南極の氷が溶けたらどうなるのか?
南極大陸は1388万平方キロメートルでロシアの0.8倍もの大きさです。そして氷の厚さは平均2450mらしいです。その氷が溶けてしまったらいったいどうなるのか?北極の氷はさほど問題ではないのですが、南極の氷が溶けると海水面が40~70m上昇すると考えられています。
日本のたくさんの都市は海の中に消えてしまうことになります。
鹿児島市内でいうと、吉野、大明丘、伊敷台などは高いところにあり問題なさそうですが、低地はすべて水に浸かります。
南極や北極の海洋は、地球上の海流の大元になっていて、どの海流にも影響を与えます。そのため魚介類や海藻はもちろん、地球全体の生態系にとんでもない影響を与え絶滅する動物まで考えられます。
また、異常気象が続いたり、砂漠が広がったり、という現象が起こるそうです。オーストラリアやアフリカ大陸はほぼ砂漠になると予想されています。
そうなった時、我々はどうすべきか?かなり難しい状況が考えられます。
大切なのは、そうなる前に私たちができること。よく言われる「節電」「ゴミを出さない」「自家用車を控え、バスや電車を使う」などの小さなことしかできません。しかし、小さなことを世界中の人々が意識することで大きな力になります。
今、世界中の人々が試されているのだと思います。